はてなダイアリークラブとVermilion

今日、初めてはてなダイアリークラブなるものの存在を知りました。はてなダイアリについては、だらだらと日記を書くスペースぐらいの認識しか持っていなかったため、クラブの存在については面白いことを考えるなあというのが素直な感想です。で、いくつかのクラブの概要を見ていたら、「なんじゃこりゃ」と思ったのがこのVermilionです。
Vermilionの概要を読んだときに、これは何なんだろうかという疑問が頭をよぎりました。語弊を恐れずに言うならば、Vermilionは創作のための枠組み、すなわちフレームワークだそうです。創作のためのフレームワークとはどういったものかと考えてしまったわけです。で、そのことについて文章を書いたのですが、あまりに長くなりすぎたので省略します。
Vermilionの本質は、場の提供にあると感じました。すなわち、世界観の共有でも、背景説明の共有でもなくです。
たとえば、だれかがある設定Aを思いついた。普通だと、その設定Aを使うためには作品を書かなければなりません。しかし、Vermilionではその設定Aをそのまま書けば良いことになります。これが、場の提供ということです。
そして面白いのは、この場の提供ははてなダイアリークラブに共通する根本的な何かではないかとということです。多くのクラブでは、表明すればそのことについて何かを表現することができます。しかも、もっとも身近な領域である自分の日記帳でです。
そう意味では、Vermilionはてなダイアリークラブだからこそ、その意義を持つのかもしれません。
ということで、面白そうなので少し作品を読んでみようと思います。