歯科医

今日、親知らずの抜歯のために歯科医に行きました。
「まだ迷ってんるんだって?」
歯科医は言います。
「えっと、歯軋りが激しくて歯がだいぶ磨り減ってるし、かみ合わせのこともあるから、やっぱり残しておいたほうが良いかなあと思っちゃって。どう思います?」
歯科医は、歯並びや噛み合わせをチェックします。
「親知らずのせいで噛み合わせがおかしくなることはあっても、抜いたからといっておかしくなることはない。歯軋りは、どうせ直らないから、マウスピースを付けるしかない」
断言されました。
「でも、心配なら、応急処置的に神経の上の部分だけ取り除いて、蓋を閉めるってことも出来るけど。だけど次に痛くなったら、抜歯だよ」
神経の上の部分だけ取り除く?
「根の治療はできないんですか?」
「どうせ根の治療をしても無駄だから」
根の治療をしても無駄!? そりゃ、将来的には抜くかもしれないから、無駄かもしれないけど、無駄かどうかを判断するのは、医者じゃなくて患者だろう。患者がそれを望むんであれば、無駄でアレなんであれ、最善を尽くすのが医者なんじゃないか?
それに、少なくとも初診の時には、根の治療をするか、抜歯するかの2択だったじゃないか。それを、今になって「無駄」の一言で片付けるなんて。
正直、今回ばかりは腹が立ちました。
「応急処置で良いので、治療してください」
結局、抜歯はやめました。だって、少なくとも、「無駄」とまで言われたら、セカンドオピニオンを聞きたくなります。抜いてしまったら、セカンドオピニオンもくそもないので、それまでは耐え忍ぼうと決心しました。
そして今、親知らずが痛みに耐えている状態です。まあ、今は抜歯するかという気持ちですが、こちらにも意地がありますので、2〜3日は我慢して、セカンドオピニオンを聞いてから、抜歯したいと思います。
それにしても、親知らずを抜歯して、顎や他の歯に何かが起きたときは、絶対にこの医者を訴えてやる。
ちなみに、私の歯は全体的に噛み合ってなく、右側の親知らずだけが噛み合ってる状態です。あと、左側の親知らずは、上の歯が若干斜めに生えて前の歯に引っかかっていますが、下の歯が少し伸びているおかげで、噛み合って物がかめます。残りは、犬歯しか噛み合っておらず、犬歯は歯軋りで削れて平らになっています(それだけ凄く歯軋りをするらしいです)。
奥歯は、親知らずが低かったころの歯軋りのために、いくつものひびが入っています。とくに、今回抜こうと思った親知らずの前の歯は、虫歯にもなってて、しかもひびも入ってて、それほど長持ちするとは思えず、根の治療が必要とはいえ、根のしっかりしている親知らずを残して、将来のブリッジやら部分入れ歯に備えるほうが良いのではないかと思いはじめています。
あと、本当に親知らずが痛いのか、自信がないんです。いま、奥歯が痛いのは事実なのですが、親知らずか、その前の歯か、痛いのがどっちかよくわからない。だから、闇雲に抜歯というのが怖い。
とりあえず、明日、他の歯医者に行ってみたいと思います。