グラフシミュレータのパフォーマンスを上げる?

経路上を流れるデータに対して、FlyWeightパターンを適用した。もともとデータはValueObjectだったので、内部の値の変更は許されていない。そのため、オブジェクトの再利用が可能だった。今回の改良は、それをさらに推し進めた形だ。今回の改良で、同じ値を持つオブジェクトはシステム内では一つしか存在しないことになり、メモリの節約と、オブジェクトの生成にかかるコストを減らすことが出来る。簡単な実験では、データ生成に約5倍の速度向上が見られた。システム全体で速度がどの程度向上したかは、動かすアプリケーション次第なのでなんとも言えない。